不思議な鳥のフローネ
1981年に放送された世界名作劇場の第7作「家族ロビンソン漂流記 不思議な島のフローネ」。ヨハン・ダヴィット・ウィースの原作にフローネが追加されたシナリオ変更だが、そのおかげか、普通なら深刻なサバイバルライフが比較的明るいサバイバルライフに作り上げられている。ここでは、敢えてストーリーについて記載するつもりはない。フローネたち家族が漂流した先の島について検証したい。まず、フローネたちを乗せた客船は、オーストラリアに到着する寸前に、突然の嵐により座礁。小舟に乗り込み漂流することになり、流れ着いたのが舞台となる無人島だ。基本的にオーストラリアから、そんなに遠くないところに位置すると言えるだろう。さて、島の内部だが、とにかく広そうだ。まずは、島の中央付近に、島全体を見渡せるような小山がある。さらに小川と泉があり、水源が確保されている。森の中には木の実や山菜も豊富。樹齢200年級の木々も森の中に渦巻いている。海岸線には大きな洞窟もあるし、オオカミも生息している。まずヒントとなるのがオオカミだ。ロビンソン家族を襲ったオオカミだけでも30匹以上いたところをみると、草食動物もその分生息していると考えられる。それだけの動物を抱えるともなると山もそれなりに高いと考えられ700メートル級と考えると、島の大きさも100k㎡を超えそうだ。これだけ大きい島が、しかもオーストラリアの近くで無人島になるとはあまり考えられない。原住民のアボロジニーがいなかったのだろうか。これこそ不思議な島だ。